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取りあえずスーツという人に
仕事で取引先や顧客に会う機会の多い方は、毎日スーツを着ることとともに、ある程度見栄えのするこざっぱりしたスーツが求められると思います。高級なオーダーのスーツは勿論良いのですが、むしろスーツの数を揃えられる方が最適だと思います。そのためには、既製服もしくはパターンオーダーで同じようなデザインのスーツを3着は用意して、ネクタイやシャツでコーディネイトすることで、印象をかえるのがミソです。
同じス-ツばかりではつまらないと思われるかもしれませんが、毎日同じスーツを着て、スーツを傷つけないために、着回す事が、いつもパリッとしたスーツを着るコツと言えます。あくまでも実用を優先するならば、身体に合った少しゆったり目のスーツがお勧めです。
毎日着るスーツこそ、最低限身体に合ったサイズのものを選びたいですが、イージーオーダーやフルオーダーでスーツを作っていた日には、財布の中身が持ちません。かと言って、既製服では満足出来ないという人には、デパートなどで行なっているパターンオーダーがお勧めです。既製服にお直し賃がついたようなシステムで、生地も選べますし、バーゲンの時期を狙えば既製品と変わらぬ価格でスーツが作れます。
パターンオーダーでスーツの基本を学ぶ
パターンオーダーは、言わば既製品に補正サービスをつけた商品ですから、フィット感に関して、他のオーダー方法と比べて、勝るものではありませんが、最新のデザインのトレンドに沿ったスーツモデルが提案されると言うメリットはあります。兎角イージーオーダーやフルオーダーの場合、トラディショナルなモデルばかりで、流行に敏感な若い人には、物足りない面もあることは確かです。
その点で言えば、パターンオーダーはデザインが豊富で、いろいろなデザインの中から好みのデザインのスーツを選ぶ事が出来るというメリットがあります。最新デザインのスーツのモデルは、人気のスーツのトレンドが分かるだけでなく、既存のスーツと着比べた時にその違いを実感出来ます。メンズスーツのデザインに限って言えば、トラディショナルなスーツのカテゴリーから大きく外れるようなものはありませんが、衿の形やボタンの数や位置、ショルダーラインやパッドの入れ方によって、ディテールの変化が主な違いと言えます。
デパートのパターンオーダーのコーナーでは、新旧取り混ぜたモデルが用意されていますから、試着するだけでも、スーツの勉強になります。既製品と比べて、パターンオーダーのメリットは、スーツの最低限のサイズ補正に関する知識が身に付く事です。パターンオーダーでスーツを買わなくとも、ドンドン試着して、担当者に質問する事は、スーツを買う事よりも重要な事かもしれません。
パターンオーダーを極める
既製服のスーツからステップアップしたい人であれば、パターンオーダーが最適と言えます。なぜならば、実際の試着モデルが着られて、直ぐにも鏡でスタイルをチェックできるからです。ほとんど既成服のスーツと変わりません。違いはパンツの丈の調整をするように、上着の袖丈や身丈の調整がきくという点です。基本的な考え方は、既製品に手を加えるものです。
オーダーという意味では、デザインの決まったスーツのモデルに人のほうが合わせると言うモノですから、身体にあったデザインのブランドを選ぶ事が、パターンオーダーでは重要になります。その意味では、サイズを優先してブランドを選ぶ事が第一です。したがって好みのデザインを選ぶよりも、ご自分の体形に合ったブランドを選び、その上で好みのデザインでブランドを決めていくのが、賢明で間違いの無いパターンオーダー選びと言えます。
またパターンオーダーの価格も10万円以下の製品に絞る事をお勧めします。それ以上の価格になれば、パターンオーダーとして、他のオーダースーツに対するアドバンテージがなくなるからです。デパートのパターンオーダーの主力商品は10万円とされていますが、それ以上であれば、生地などの原価がコストの大半を占めることになり、価格対品質のバランスが崩れ、結局上質な縫製のイージ-オーダーと変わらない値段になってしまいます。
パターンオーダーは、コスト重視のスーツと考えて、一番売れ筋の価格帯の商品の中から選ぶのが、パターンオーダーの最善な利用法です。
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