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トレンチコートは男のダンディズム
コートと言えば、トレンチコートです。スーツのモデルの種類に関わらず、スーツに合わせるには最もふさわしいコートと言えます。ただし国内のメーカーもしくはライセンス生産されているトレンチコートは、トレンチコートにあらずです。なぜかと言えば、防水加工が弱く、生地も軟いからです。本来軍人用の防寒具として考案されたトレンチコートの絶対条件は防水機能が高く、丈夫である事です。日本で売られているトレンチコートは、軽いだけが取り得のコートです。
本物のトレンチコートの生地はギャバジンと言う、糸の段階で防水加工された生地が使われている丈夫なものです。そのため重いですが、そこは我慢してきましょう。それが男のダンディズムです。その代わり袖が長めのもの購入すれば一生モノです。
使ううちに味が出てくるのは、ビンテージジーンズなどと共通する点ですが、枯れたトレンチコートにトラディショナルスーツとくれば、気分はほとんどハンフリー・ボガードです。
ウールコートのドレッシーに
ウールコートは、トレンチコートとともに持っておきたいコートです。この二着があれば、ほとんど場合、間に合ってしまいます。フォーマルなスーツを着て行くような場合は、雨が降っていなければ、ウールコートが最適です。ウールコートは丈の長いほうがクラシックな雰囲気が出て好ましいです。サラリーマンがよく着ているような、中途半端な丈のコートは避けるべきで、膝下あたりまでは欲しいところです。ウールスーツは出来るだけ素材感を生かした、シンプルなデザインのものが良いでしょう。あらたまった場所や格式の高いところへ行く場合は、黒のウールコートであれば、全然問題はありません。
ウールコートは、上品な風合いが特徴ですが、ヘリボーンのザクッとした風合いのウールコートも男性的で捨てがたいです。ウールコートも、スーツを選びませんが、袖丈は注意が必要で、購入する時は必ず普段着ているスーツを着て行って、サイズを見てください。
定番ステンコート
本来のステンコートは、トレンチコートをアレンジしたもので、防水性の高いギャバジンで作られているものが望ましいです。裏地のついているものが多く、防寒性も高くこれ一着あれば、ビジネスシーンで着る分には、大体間に合うでしょう。サラリーマン定番と言えるコートですが、動きやすいように短めなコートが多く見受けられますが、やはり膝下ぐらいの丈は欲しいところです。ギャバジンで出来たステンコートが独特の光沢がありますが、10年以上は着れますし、袖を長めに取ってあるものであれば、袖が擦り切れても直しを入れれば、20年は着ていけます。
ステンコートもトレンチコートも、スーツとお同じで軽薄短小の製品が多く出回っていて、それが本物と勘違いしている人が多いですが、機会があればぜひ本物を試着して見てください。その違いに驚かれるはずです。
